AVRのシールドは、あるいはドラフトは、つまらないという話をちょくちょく目にするような気がします。
そうなんでしょうか?

自分は正直よくわかりません。
というか、ただもうMTGだというだけで、新しいカードをプレイしたり眺めたりというただもうそれだけですごく楽しいしわくわくしてしまいます。
普段それほどプレイできない、主に金銭的な事情で、というのが一番の理由かも知れませんが。ようは単に飢えているんですね。

でもこんなに面白いものって、こんなに発売が楽しみなものって、ほかにはちょっと見当たらない気がするんだけどなぁ。

リリースイベント前には妙にそわそわしている自分に気がついたりします。
それで「なにか良いことでもあったの?」なんて聞かれたりして、けれどマジックを知らない人間になんて説明すればいいんだと。なにをどう、どこまで遡って解説を加えればいいんだと。

まぁ、伝わらないですよね。
来日して日が浅い「ニッポンダイスキ!この国は素晴らしい!」という外人さんに、日本人のこの丁寧さとか礼儀正しさとか優しさとかってね、よそよそしさだとか余所者と深く関わろうとしない排他的な国民性だとかの裏返しなんだよ、ってことを説くぐらい伝わらない。
そもそもそんな語学力なんてないし。
とりあえずえへへと笑っとけ、みたいな。

それだよ、それ!

ああ、MTGの話でしたっけ。

そうそう、言ったら言ったでね、「ああ遊戯王?」だとか、
はぐらかしたらはぐらかしたで「彼女でもできたんじゃないのー?」だとか、
もうね、アホかと。

こうして人は少しづつ心を閉ざしていくのかもしれませんね。


そんなわけでAVRリリースシールド1回目です。

レア
1 《盗品/Stolen Goods(AVR)》
1 《灰口の悪魔王/Demonlord of Ashmouth(AVR)》
1 《ウルフィーの銀心/Wolfir Silverheart(AVR)》
1 《僻地の灯台/Desolate Lighthouse(AVR)》
1 《孔蹄のビヒモス/Craterhoof Behemoth(AVR)》
1 《士気溢れる徴集兵/Zealous Conscripts(AVR)》

自分にしてはこんなに素敵なレアがひけるなんてほんと珍しい。
そもそも神話とかふだんまずお目にかからないし。
中でも《ウルフィーの銀心/Wolfir Silverheart(AVR)》が一番嬉しいですね。
強さももちろん、イラストが好きです。
動物はいいですよね。


カードプール


1 《真夜中の決闘者/Midnight Duelist(AVR)》
2 《ムーアランドの審問官/Moorland Inquisitor(AVR)》
1 《スレイベンの勇者/Thraben Valiant(AVR)》
1 《解放の天使/Emancipation Angel(AVR)》
1 《ミッドヴァストの守護者/Midvast Protector(AVR)》
1 《暁の熾天使/Seraph of Dawn(AVR)》
1 《幽体の門護衛/Spectral Gateguards(AVR)》
1 《州民の声/Voice of the Provinces(AVR)》

1 《奉仕へのいざない/Call to Serve(AVR)》
1 《盲信の一撃/Zealous Strike(AVR)》
1 《牙抜き/Defang(AVR)》
1 《天使の慈悲/Angel’s Mercy(AVR)》

構築中はうーんって感じですぐに切ってしまいました。
でも今見ると、ボムこそないもののクリーチャー満遍なく散っているし、スペルもオーラ除去ありコンバットトリックありと、そんなに悪くないんじゃないかなという気がします。



1 《翼作り/Wingcrafter(AVR)》
1 《錬金術師の弟子/Alchemist’s Apprentice(AVR)》
1 《二人組の見張り番/Tandem Lookout(AVR)》
1 《掛け金探し/Latch Seeker(AVR)》
1 《屑肌のドレイク/Scrapskin Drake(AVR)》
1 《グリフの先兵/Gryff Vanguard(AVR)》
1 《ヘイヴングルのスカーブ/Havengul Skaab(AVR)》

2 《一瞬の散漫/Fleeting Distraction(AVR)》
1 《知恵比べ/Outwit(AVR)》
2 《幽体の牢獄/Spectral Prison(AVR)》
1 《幽霊の接触/Ghostly Touch(AVR)》
1 《当て推量/Second Guess(AVR)》
1 《悪寒/Crippling Chill(AVR)》
1 《幽霊のゆらめき/Ghostly Flicker(AVR)》
1 《盗品/Stolen Goods(AVR)》

なんかあんまりぱっとしないなーという感想。
《盗品/Stolen Goods(AVR)》は使ってみたい。



1 《狩り立てられたグール/Hunted Ghoul(AVR)》
2 《流血の鑑定人/Bloodflow Connoisseur(AVR)》
1 《照明灯の霊/Searchlight Geist(AVR)》
1 《悪魔の監督官/Demonic Taskmaster(AVR)》
1 《死体の運び屋/Driver of the Dead(AVR)》
1 《灰口の悪魔王/Demonlord of Ashmouth(AVR)》
1 《常夜の影/Evernight Shade(AVR)》
2 《反逆の悪魔/Renegade Demon(AVR)》
1 《汚染された死体/Polluted Dead(AVR)》

1 《不浄の契約/Unhallowed Pact(AVR)》
1 《残虐の勝利/Triumph of Cruelty(AVR)》
2 《精神的苦悶/Mental Agony(AVR)》
1 《血のやりとり/Barter in Blood(AVR)》

強いかどうかいざ知らず、使ってみたいカードは多い。
《残虐の勝利/Triumph of Cruelty(AVR)》とか、《精神的苦悶/Mental Agony(AVR)》とか。
単騎のクリーチャーも。ただ後述する緑の良質な結魂生物とは相性が悪いんじゃないかなーと。



1 《石大工/Stonewright(AVR)》
1 《煮えたぎりの小悪魔/Scalding Devil(AVR)》
1 《ケッシグの不満分子/Kessig Malcontents(AVR)》
1 《熱血漢の聖戦士/Fervent Cathar(AVR)》
1 《狂気の預言者/Mad Prophet(AVR)》
2 《怒れるポルターガイスト/Raging Poltergeist(AVR)》
1 《士気溢れる徴集兵/Zealous Conscripts(AVR)》

1 《火の装い/Guise of Fire(AVR)》
1 《戦いの賛歌/Battle Hymn(AVR)》
1 《危険な賭け/Dangerous Wager(AVR)》
1 《血のほとばしり/Rush of Blood(AVR)》
1 《屋根職人の反乱/Thatcher Revolt(AVR)》
1 《破砕/Demolish(AVR)》

《士気溢れる徴集兵/Zealous Conscripts(AVR)》はぜひ使いたい。
あとは、そうでもないですね。
あの時の自分は、なぜこの色を選んでしまったのか・・
それにしても除去がない気がします。



1 《森林地の先達/Timberland Guide(AVR)》
1 《ベラドンナの行商人/Nightshade Peddler(AVR)》
2 《信頼厚き腕力魔道士/Trusted Forcemage(AVR)》
1 《鬱後家蜘蛛/Gloomwidow(AVR)》
1 《イチイの精/Yew Spirit(AVR)》
1 《ウルフィーの銀心/Wolfir Silverheart(AVR)》
1 《猛森の霊/Wildwood Geist(AVR)》
1 《貪爪/Vorstclaw(AVR)》
1 《道壊しワーム/Pathbreaker Wurm(AVR)》
1 《孔蹄のビヒモス/Craterhoof Behemoth(AVR)》

1 《天空捕え/Snare the Skies(AVR)》
1 《豊かな成長/Abundant Growth(AVR)》
1 《木陰の小道/Bower Passage(AVR)》
1 《防護の言葉/Sheltering Word(AVR)》
1 《恐るべき存在/Terrifying Presence(AVR)》
1 《自然な最期/Natural End(AVR)》

銀心もいるしビヒモスもいるし、ほかのクリーチャーもなかなかじゃないかな。

その他

1 《僻地の灯台/Desolate Lighthouse(AVR)》
1 《熾天使の聖域/Seraph Sanctuary(AVR)》

2 《先兵の盾/Vanguard’s Shield(AVR)》
1 《拷問者の三叉矛/Tormentor’s Trident(AVR)》
1 《終わりなき休息の器/Vessel of Endless Rest(AVR)》

多色化用のパーツは嬉しい。
 

デッキ

土地 17

1 《僻地の灯台/Desolate Lighthouse(AVR)》
7 《森/Forest(UNH)》
6 《山/Mountain(UNH)》
3 《島/Island(UNH)》

クリーチャー 14

1 《石大工/Stonewright(AVR)》
1 《ベラドンナの行商人/Nightshade Peddler(AVR)》
1 《森林地の先達/Timberland Guide(AVR)》
2 《信頼厚き腕力魔道士/Trusted Forcemage(AVR)》
1 《ケッシグの不満分子/Kessig Malcontents(AVR)》
1 《熱血漢の聖戦士/Fervent Cathar(AVR)》
1 《鬱後家蜘蛛/Gloomwidow(AVR)》
1 《狂気の預言者/Mad Prophet(AVR)》
1 《士気溢れる徴集兵/Zealous Conscripts(AVR)》
1 《イチイの精/Yew Spirit(AVR)》
1 《ウルフィーの銀心/Wolfir Silverheart(AVR)》
1 《道壊しワーム/Pathbreaker Wurm(AVR)》
1 《孔蹄のビヒモス/Craterhoof Behemoth(AVR)》

スペル 10

1 《火の装い/Guise of Fire(AVR)》
1 《豊かな成長/Abundant Growth(AVR)》
2 《幽体の牢獄/Spectral Prison(AVR)》
1 《恐るべき存在/Terrifying Presence(AVR)》
1 《拷問者の三叉矛/Tormentor’s Trident(AVR)》
1 《血のほとばしり/Rush of Blood(AVR)》
1 《屋根職人の反乱/Thatcher Revolt(AVR)》
1 《終わりなき休息の器/Vessel of Endless Rest(AVR)》
1 《盗品/Stolen Goods(AVR)》


レアに引きずられて緑と赤を選択。
でもあまりの除去のなさにびびって、決して優秀とはいえない《幽体の牢獄/Spectral Prison(AVR)》を急遽追加。
なら《盗品/Stolen Goods(AVR)》 もいれちまおう!
おお《僻地の灯台/Desolate Lighthouse(AVR)》も入るじゃん!

的な、我ながらアレないきあたりばったり型思考停止デッキ。
いま思うと、というか全てが終わったいまになってようやく分かったのだけれど、相手の飛行がまったくどうにもならないですね。


対戦結果
Replay も残っていないし、記憶はもっと残っていませんけど?


1戦目 青白 ××

Game 1
相手の場に並んだクリーチャー6体が《翼作り/Wingcrafter(AVR)》を含めて全て飛んでいるという目を覆いたくなるような展開。

Game2 も概ねそんな感じ。
レアなんか一枚も見なかった。

へー、飛行って強いんだなぁ(遠い目)
この相手は結局優勝していたので、それだけを慰めに生きていこうと思います。


2戦目 赤白 ○○

Game 1
序盤は軽量クリーチャー、中盤は《戦争の伝令/Herald of War(AVR)》に攻められ終始劣勢。
だから、飛行は止まらないんだって!!
それでもなんとかねばってねばって《恐るべき存在/Terrifying Presence(AVR)》を《濃霧/Fog》代わりに使ったり、《僻地の灯台/Desolate Lighthouse(AVR)》でせっせと土地を供給したりで、初手からにぎっていた《孔蹄のビヒモス/Craterhoof Behemoth(AVR)》と《イチイの精/Yew Spirit(AVR)》でワンパンKO。

すごい気持ちよかった。

Game 2
相手が土地2枚で止まっている状態での、こちら先手の4ターン目。
《盗品/Stolen Goods(AVR)》で《大天使/Archangel(AVR)》がめくれた!

これがマジックや!!

あとはもうやりたい放題。
「やりたい放題」ってなんて夢のある言葉なんでしょう。


3戦目 白緑 ○○

Game 1 Game 2 ともに序盤からクリーチャーが途切れず、《拷問者の三叉矛/Tormentor’s Trident(AVR)》も強くて勝ち。
レアなんて一枚も見なかった。


4戦目 赤白t青 ○××

Game 1 こそ《ウルフィーの銀心/Wolfir Silverheart(AVR)》で圧倒したものの、残りはやはり飛行がまるで止まらず負け。


初のAVRシールドは2-2でした。

ほんとにほんとに当たり前だけど飛行って強いんですね。
デッキもプレイングもへっぽこだけど、レアの力と運でのかろうじての2-2だと思います。


カード使用雑感

《孔蹄のビヒモス/Craterhoof Behemoth(AVR)》
打てば勝ち系のカードだと思うんだけど、やっぱりちょっと重かった。
ルーターで捨てる場面も多かったです。

《ウルフィーの銀心/Wolfir Silverheart(AVR)》
除去の少ない環境だけあってなおのこと強かったです。
結魂した相方が即殴りにいけるので速攻つきみたいなものでしょうか。
5マナってものすごく軽い気がしました。

《士気溢れる徴集兵/Zealous Conscripts(AVR)》
プレイできず。無念。

《盗品/Stolen Goods(AVR)》
なにがめくれてもけっこう強い気がしました。
ドロースペルみたいな感じでしょうか。1ターン展開が止まっても大丈夫な状況で打つみたいな。ちがうかな。
ただある程度押されている場面でも、クリーチャーがめくれれば即戦場に出てくれるのでけっこうやりおるなと感じました。

《恐るべき存在/Terrifying Presence(AVR)》
クリーチャーを討ち取る用のスペルだと思っていたけど、相手のフルパンをいなすような使い方のほうが多かったです。おまけつきの《濃霧/Fog》ですね。
特に今回のように《孔蹄のビヒモス/Craterhoof Behemoth(AVR)》《士気溢れる徴集兵/Zealous Conscripts(AVR)》といった返しで決められる速攻持ちのボムがいる場合にはなかなか使い勝手がいいんではないでしょうか。

《豊かな成長/Abundant Growth(AVR)》
キャントリップ付きではあるけれどマナ加速ではないので、こいつがいるしキープでいいかみたいなハンドで土地がつまってさあ大変なんてことがありました。
これは自分の認識がなってないせいでしょうか。
信頼していた職場の先輩のいやな面をちらっと見てしまった感じ。
つきあい方は決して変わらないんだけれど、そこには以前よりほんのちょっと距離をとっていしまうみたいな。

なにを言っているんだ俺は。



イベントのレポートを書くのってすごい大変だな。






コメント

bun
2012年5月25日18:16

お疲れ様です。
世間的にはAVR環境の評判は芳しくないようですが、結魂と奇跡の両方が押している側に有利に作用しているため、一方的なゲームになりやすい・・・と言うのが理由なんじゃないかと思います。

でも、俺は天邪鬼なのでつまらないと言われると擁護したくなる性質なので、AVRが好きだと言ってしまいます。
結魂と奇跡って、テンポ・アドバンテージを理解するのにすごく適した能力なんですよ!(擁護)

それはさておき、レポートを書くのって最初は、こんなにしんどいのか・・・と思いますよね。
でも、人に読んでもらったり、自分で読み返したりすると継続するモチベーションが維持できますよ。
取り合えずリンクフリーな方々にリンクしたりされたりってところからかなと思いますが、目的次第だと思います。
俺はあまりにも野放図にドラフトをやり続けていたので、自重するために書き始めましたw
1回やったら、1回記事を書くようにすれば、負ける→キレる→もう一回やる、が回避出来ますし、記録もとれますし。

長々と失礼しました。取り合えず日記を書く目的を策定するのがモチベーション維持の最良の策かと思います。

Marcel
2012年5月25日19:40

こんばんは。
早速こんな丁寧なコメントをいただけて嬉しいかぎりです。

レポートを書く=「自分がいままで漠然と捉えていたマジックのあれこれを言語化する」ということが、しかも読んでくれる人を想定して論理的かつ分かりやすい文章へと昇華する、ということがこんなにも大変なものなのかと、そしてそれ以上に、こんなにも実りのある作業なのかということに驚いています。

いろいろとアドバイスをありがとうございます。
なんとか続けてみます!

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