TNMO AVR 6packシールド編
2012年6月23日 MTG人を羨むことには慣れている。
求められるよりは追い求めるほうが性にあっているし、むかし誰かが「欲しいものがなんでも得られるわけではないんだよ」なんて歌っていたけれど、欲しいものの大半は手にすることすらできないのだと、それは半ば本能的に半ば経験的に理解してもいる。
むしろ決して手に入らないからこそそれは美しいのだ。
なんて、そんな逆説めいた思いをさえ抱いているのだ。
望みが報われないことには慣れっこのはずだった。
はずだったのだが・・
え?なんの話かって?
ちょっとこいつを見て欲しいんだ。
TNMO AVR 6packシールド・レア
・・何キャラなんでしょうか?
さて、そんなわけで今回はTNMO AVR 6packシールドに参加してみました。
なかなかお得なこのイベント、参加費の+αはかからず製品のみ(AVR 6pack)か24tixでエントリーできてしまいます。
Swissラウンドの3回戦で、気になる賞品は、
3points → 2pack
6points → 4pack
9points → 8pack
という感じ。
ちょっと分かりにくいですが、使用パックに対する期待値でいうと4packシールドと同じかややお得なぐらい。
さすがに祭りシールドにはかないませんが「6pシールドやりたいけどDEはちょっと・・」という面々にうってつけのフォーマットです。
とか言ってみたけど、それってけっこうニッチな層じゃね?
ま、いいか。
とりあえず今回のプール。
・《厳格な導師/Stern Mentor(AVR)》
・《戦慄水/Dreadwaters(AVR)》
・《盗品/Stolen Goods(AVR)》
・《別世界の大地図/Otherworld Atlas(AVR)》
と、これはライブラリーアウトでいくしかないのか!?そうなのか!?
いや待て、おちつけ俺。
とりあえず青は決定で、マナカーブ的に釣り合っている黒(2マナ域5マナ域が抜けている青に対し、黒は各3枚)か、緑の《自然の祝福/Blessings of Nature(AVR)》期待で《掛け金探し/Latch Seeker(AVR)》《さまよう狼/Wandering Wolf(AVR)》をからめていくか。そうなると《エルゴードの盾の仲間/Elgaud Shieldmate(AVR)》は欲しかったが。
組んだデッキはこちら。
使用デッキ
デッキ画像はこちら。
http://draftpick.web.fc2.com/AVR-TNMO-1.html
スペル過多の41枚デッキが組みあがった。
どう考えても《盗品/Stolen Goods(AVR)》はいらないだろうとお思いだろうが、いや騙されたと思って一度使ってみて欲しいのだ。こいつはなかなかやる。
大抵は何かしらの生物が手に入るわけだし、しかも時には思いもかけずボムなんかがめくれたりもする。
除去がめくれたら使っちまえばいい。
それで不利になるようならキャストしないという選択肢もある。
ようは少しだけギャンブル性の高い《アヴァシンの巻物/Scroll of Avacyn(AVR)》だと捉えていただきたい。
たとえば最低限の生物(《狩り立てられたグール/Hunted Ghoul(AVR)》とか《真夜中の決闘者/Midnight Duelist(AVR)》とか)を入れざるを得ない場合などには、《盗品/Stolen Goods(AVR)》をいれて相手の生物をいただいた方がどれだけ有用だろうか。
それで仮に《狩り立てられたグール/Hunted Ghoul(AVR)》だの《真夜中の決闘者/Midnight Duelist(AVR)》だのがめくれてもそこはそれ、本来そいつらを採用しようかという枠だったのだから文句の出ようがないではないか。
はずれを引いてすらその程度なのだから、当たりがめくれた時の満足度は推して知るべし、である。
ただ、無理くりデッキにねじ込んでいいカードではないよねー。ねー。
余談だが(というかここまでほぼ余談ですけど?)、《収穫の魂/Soul of the Harvest(AVR)》と《魂の収穫者/Harvester of Souls(AVR)》、2枚ともひいたのだからぜひ共に使用したかったのだが、今回は青をメインに据えた為かなわず。
もはやどっちがどっちだか分からないが、個人的には緑のCIP能力の方が好みではある。
対戦結果はこちら。
対戦結果
1戦目 Bye
いきなりのByeである。
《月の賢者タミヨウ/Tamiyo, the Moon Sage(AVR)》の力とはここまでのものなのか、おそるべし・・。
2回戦のスタートを待ちながら、小学校での「じゃあ二人組を作って~」的なシチュエーションにおいて感じた寂しさと似たものを、俺は感じたんだ。
あの時俺とフォークダンスを踊ってくれた早乙女先生にあたるものが、MOの世界には果たしてあるのだろうか・・?
2戦目 赤白 ××
Game 1
後手選択。マリガンなし。
後手1T目《刃の篭手/Bladed Bracers(AVR)》から。
相手の3T目《暴動の首謀者/Riot Ringleader(AVR)》とこちらの《魂獄の悪鬼/Soulcage Fiend(AVR)》で殴りあう展開。
《グールの解体人/Butcher Ghoul(AVR)》をブロッカーに立てながらダメージレースをするも《熱血漢の聖戦士/Fervent Cathar(AVR)》に思惑をはずされ、さらに《流城の継承者/Heirs of Stromkirk(AVR)》が止まらなくて負け。
除去さえ引ければというところ。
Game 2
先手選択。1マリガン。
早々と《ネファリアの密輸人/Nephalia Smuggler(AVR)》と《霧鴉/Mist Raven(AVR)》をそろえ、磐石かと思いきや《霧鴉/Mist Raven(AVR)》は《払拭の一撃/Banishing Stroke(AVR)》される。
お互いに生物をならべぐだったところで《流城の継承者/Heirs of Stromkirk(AVR)》と《黄金夜の刃、ギセラ/Gisela, Blade of Goldnight(AVR)》!が降臨。
こちらも《月の賢者タミヨウ/Tamiyo, the Moon Sage(AVR)》で返すも、2体タップはかなわず負け。
またしても除去さえ引けていれば、という悔しい展開だった。
3戦目 緑白 t 黒 ○×○
Game 1
後手選択。マリガンなし。
先手2T目《近野の巡礼者/Nearheath Pilgrim(AVR)》、3T目《遠沼の探検者/Farbog Explorer(AVR)》が結魂し厳しい。
こちらは後手3T目にようやく《掛け金探し/Latch Seeker(AVR)》をキャストし、相打ちにむかうも《盲信の一撃/Zealous Strike(AVR)》で頓死。
《イラクサ豚/Nettle Swine(AVR)》《天使の墳墓/Angel’s Tomb(AVR)》と追加され苦しい展開。
こちらは《厳格な導師/Stern Mentor(AVR)》《電位式錬金術師/Galvanic Alchemist(AVR)》《屑肌のドレイク/Scrapskin Drake(AVR)》とキャストするがどうにも頼りない。
しかし除去を引きこみ、相手のフルアタックを
《遠沼の探検者/Farbog Explorer(AVR)》→《人間の脆さ/Human Frailty(AVR)》
《近野の巡礼者/Nearheath Pilgrim(AVR)》→《厳格な導師/Stern Mentor(AVR)》でブロック
《天使の墳墓/Angel’s Tomb(AVR)》→《電位式錬金術師/Galvanic Alchemist(AVR)》《屑肌のドレイク/Scrapskin Drake(AVR)》でブロック
と抑えにかかるも「墳墓」に《連携攻撃/Joint Assault(AVR)》を打たれ尚も苦しい。
相手場には《イラクサ豚/Nettle Swine(AVR)》と《天使の墳墓/Angel’s Tomb(AVR)》。
こちらは《屑肌のドレイク/Scrapskin Drake(AVR)》のみ。
ライフはすでに42vs8まで開いている。
しかしここでようやく握っていた《月の賢者タミヨウ/Tamiyo, the Moon Sage(AVR)》が降臨し、《悪寒/Crippling Chill(AVR)》をからめつつ-2能力でドローをすすめ、《反逆の悪魔/Renegade Demon(AVR)》《血の芸術家/Blood Artist(AVR)》で守りを固める。
相手の《天使の墳墓/Angel’s Tomb(AVR)》はあくまで本体狙いのようでライフを攻められ、さらに《アンデッドの処刑人/Undead Executioner(AVR)》からの《骨の粉砕/Bone Splinters(AVR)》で場は壊滅するが、
次ターン《月の賢者タミヨウ/Tamiyo, the Moon Sage(AVR)》の奥義発動!
そして握りしめるは《盗品/Stolen Goods(AVR)》!
ふはははは。
とりあえず8マナで2件ほど窃盗をやらかすと、《さまよう狼/Wandering Wolf(AVR)》と《猛森の霊/Wildwood Geist(AVR)》がめくれる。
うんうん、悪くない悪くないよー、さーて次の獲物はなにかな~^^
などと浮き浮きでターンを返したところで相手投了。
え?もう?もうちょっとやらせてよ!
この時ほど「give up yet?」を送信してやろうかと思ったことはない。
というかそもそもこんな煽り文句もテンプレにしているあたり、Wizardsもなかなかである。
Game 2
相手先手選択。マリガンなし。
黒単状態で《島/Island(AVR)》がひけず、《月の賢者タミヨウ/Tamiyo, the Moon Sage(AVR)》と《霧鴉/Mist Raven(AVR)》を握りしめたまま憤死。
Game 3
どうやら相手は緑黒のタッチで白だったらしい。
後手選択。マリガンなし。
相手は《灰口の悪魔王/Demonlord of Ashmouth(AVR)》に《自然の祝福/Blessings of Nature(AVR)》をキャストしイージーウィンを狙ってくるが、《悪寒/Crippling Chill(AVR)》とバウンスで好きにさせず、そのうちに《灰口の悪魔王/Demonlord of Ashmouth(AVR)》のデメリット能力で相手の場が壊滅して勝ち。
Game2・3は駆け足でのレポートになってしまったが、無事2-1で終了である。
やはり6packシールドのほうが快適に、そしてストレスなくプレイができる気がする。
言わずもがなだがバウンスは強いな、とあらためて。
今回は《霧鴉/Mist Raven(AVR)》《現実からの剥離/Peel from Reality(AVR)》《虚空への突入/Into the Void(AVR)》と3種類も採用していたので欲しいときに使うことができた。
そして相変わらず《悪寒/Crippling Chill(AVR)》は使える。
そしてそのタップ能力とドローを半永久的に使える《月の賢者タミヨウ/Tamiyo, the Moon Sage(AVR)》は弱いわけがない。
なんだか今日はずいぶん長々と書いて疲れたのでこのへんで。
長々と書いたのはレポート部分ではなくて茶番フェイズが主なのだが、たまにはそんな日があってもいいじゃない。
ではみなさん、ごきげんよう。
求められるよりは追い求めるほうが性にあっているし、むかし誰かが「欲しいものがなんでも得られるわけではないんだよ」なんて歌っていたけれど、欲しいものの大半は手にすることすらできないのだと、それは半ば本能的に半ば経験的に理解してもいる。
むしろ決して手に入らないからこそそれは美しいのだ。
なんて、そんな逆説めいた思いをさえ抱いているのだ。
望みが報われないことには慣れっこのはずだった。
はずだったのだが・・
え?なんの話かって?
ちょっとこいつを見て欲しいんだ。
TNMO AVR 6packシールド・レア
1 《魂の収穫者/Harvester of Souls(AVR)》
1 《収穫の魂/Soul of the Harvest(AVR)》
1 《盗品/Stolen Goods(AVR)》
1 《別世界の大地図/Otherworld Atlas(AVR)》
1 《火炙り/Burn at the Stake(AVR)》
1 《月の賢者タミヨウ/Tamiyo, the Moon Sage(AVR)》
ふふ、ふふふふ、ふはははははは。
とうとう私もこちら側の人間になってしまいましたよ。
いわゆる勝ち組っていうんですか?
いや存外悪くないもんですなー、ははは。
よしてくださいよ、汚れちまっただとか、変わっちまっただとか。
人間誰だってね、いつかは大人にならなきゃいけないんです。
いつまでも反抗期の少年のままじゃいられないんですよ!
・・何キャラなんでしょうか?
さて、そんなわけで今回はTNMO AVR 6packシールドに参加してみました。
なかなかお得なこのイベント、参加費の+αはかからず製品のみ(AVR 6pack)か24tixでエントリーできてしまいます。
Swissラウンドの3回戦で、気になる賞品は、
3points → 2pack
6points → 4pack
9points → 8pack
という感じ。
ちょっと分かりにくいですが、使用パックに対する期待値でいうと4packシールドと同じかややお得なぐらい。
さすがに祭りシールドにはかないませんが「6pシールドやりたいけどDEはちょっと・・」という面々にうってつけのフォーマットです。
とか言ってみたけど、それってけっこうニッチな層じゃね?
ま、いいか。
とりあえず今回のプール。
白
1 《大聖堂の聖別者/Cathedral Sanctifier(AVR)》
2 《遠沼の探検者/Farbog Explorer(AVR)》
1 《聖なる司法高官/Holy Justiciar(AVR)》
1 《ミッドヴァストの守護者/Midvast Protector(AVR)》
1 《暁の熾天使/Seraph of Dawn(AVR)》
1 《黄金夜の救い手/Goldnight Redeemer(AVR)》
1 《州民の声/Voice of the Provinces(AVR)》
1 《雲隠れ/Cloudshift(AVR)》
2 《盲信の一撃/Zealous Strike(AVR)》
1 《呪い破り/Cursebreak(AVR)》
1 《信じ抜く心/Leap of Faith(AVR)》
1 《死の超克/Defy Death(AVR)》
生物スペル共に悪くはないが決め手にかける。
ようはボムがないよね、ボムが。
青
1 《翼作り/Wingcrafter(AVR)》
1 《ネファリアの密輸人/Nephalia Smuggler(AVR)》
1 《掛け金探し/Latch Seeker(AVR)》
1 《屑肌のドレイク/Scrapskin Drake(AVR)》
1 《電位式錬金術師/Galvanic Alchemist(AVR)》
1 《霧鴉/Mist Raven(AVR)》
1 《厳格な導師/Stern Mentor(AVR)》
1 《知恵比べ/Outwit(AVR)》
2 《幽体化/Ghostform(AVR)》
1 《幽体の牢獄/Spectral Prison(AVR)》
1 《順風/Favorable Winds(AVR)》
1 《現実からの剥離/Peel from Reality(AVR)》
1 《悪寒/Crippling Chill(AVR)》
1 《戦慄水/Dreadwaters(AVR)》
1 《霊奪い/Geist Snatch(AVR)》
1 《盗品/Stolen Goods(AVR)》
1 《虚空への突入/Into the Void(AVR)》
1 《月の賢者タミヨウ/Tamiyo, the Moon Sage(AVR)》
生物は線は細いが粒ぞろい。
というか青の生物にマッチョ感を期待してはいけないな。
スペルは良い!
これは使わざるを得ない。
黒
1 《狩り立てられたグール/Hunted Ghoul(AVR)》
1 《墓所を歩くもの/Crypt Creeper(AVR)》
1 《グールの解体人/Butcher Ghoul(AVR)》
1 《血の芸術家/Blood Artist(AVR)》
1 《魂獄の悪鬼/Soulcage Fiend(AVR)》
1 《死体の運び屋/Driver of the Dead(AVR)》
1 《反逆の悪魔/Renegade Demon(AVR)》
1 《骨髄コウモリ/Marrow Bats(AVR)》
1 《汚染された死体/Polluted Dead(AVR)》
1 《魂の収穫者/Harvester of Souls(AVR)》
2 《捕食者の計略/Predator’s Gambit(AVR)》
1 《骨の粉砕/Bone Splinters(AVR)》
1 《人間の脆さ/Human Frailty(AVR)》
1 《本質の収穫/Essence Harvest(AVR)》
1 《精神的苦悶/Mental Agony(AVR)》
1 《血のやりとり/Barter in Blood(AVR)》
生物スペル共に充分に採用に値する。
今回はぜひ《月の賢者タミヨウ/Tamiyo, the Moon Sage(AVR)》を使いたいので、そこまで繋げるための除去や生物には大いに期待がかかる。
というか、なんか4packシールドばっかりやってるせいで何を見ても申し分なく見えてしまうよ。
だって生物3体とかだぜ、4pシールドって!
正気の沙汰じゃねえ・・。
赤
1 《ソンバーワルドの自警団/Somberwald Vigilante(AVR)》
1 《ハンウィアーの槍兵/Hanweir Lancer(AVR)》
1 《熱血漢の聖戦士/Fervent Cathar(AVR)》
2 《ヘイヴングルの吸血鬼/Havengul Vampire(AVR)》
2 《狂気の預言者/Mad Prophet(AVR)》
1 《怒れるポルターガイスト/Raging Poltergeist(AVR)》
1 《火柱/Pillar of Flame(AVR)》
1 《危険な賭け/Dangerous Wager(AVR)》
1 《いかづち/Thunderbolt(AVR)》
1 《異常な俊敏性/Uncanny Speed(AVR)》
1 《屋根職人の反乱/Thatcher Revolt(AVR)》
1 《逆鱗/Aggravate(AVR)》
1 《火炙り/Burn at the Stake(AVR)》
何度も言うが今回は6packシールドなので、あまり前のめりなカードとは戦略的に合わないかと。
2枚の《狂気の預言者/Mad Prophet(AVR)》は嬉しいがタッチしてまで使うかというと微妙。
除去も今回は黒にまかせることになりそうなので採用は見送りか。
《火炙り/Burn at the Stake(AVR)》?
それこそ《危険な賭け/Dangerous Wager(AVR)》ではないか。
緑
1 《さまよう狼/Wandering Wolf(AVR)》
1 《森林地の先達/Timberland Guide(AVR)》
1 《ベラドンナの行商人/Nightshade Peddler(AVR)》
1 《ウルフィーの報復者/Wolfir Avenger(AVR)》
1 《イラクサ豚/Nettle Swine(AVR)》
1 《花咲くもつれ樹/Flowering Lumberknot(AVR)》
1 《収穫の魂/Soul of the Harvest(AVR)》
1 《連携攻撃/Joint Assault(AVR)》
1 《豊かな成長/Abundant Growth(AVR)》
1 《天空捕え/Snare the Skies(AVR)》
1 《接地/Grounded(AVR)》
1 《防護の言葉/Sheltering Word(AVR)》
1 《巣穴の探査/Lair Delve(AVR)》
1 《自然な最期/Natural End(AVR)》
1 《自然の祝福/Blessings of Nature(AVR)》
《さまよう狼/Wandering Wolf(AVR)》とか《ウルフィーの報復者/Wolfir Avenger(AVR)》とか好きなんですよねぇ。
ようは動物が好きなんです。
同じようなスペックなら、俺は動物を選ぶぜ!
人間シナジーとか知らねぇ。
真面目な話をすると、採用を検討できるレベル。
その他
1 《刃の篭手/Bladed Bracers(AVR)》
1 《アヴァシンの巻物/Scroll of Avacyn(AVR)》
1 《天使の武装/Angelic Armaments(AVR)》
1 《別世界の大地図/Otherworld Atlas(AVR)》
「篭手」と「武装」は心強い。
・《厳格な導師/Stern Mentor(AVR)》
・《戦慄水/Dreadwaters(AVR)》
・《盗品/Stolen Goods(AVR)》
・《別世界の大地図/Otherworld Atlas(AVR)》
と、これはライブラリーアウトでいくしかないのか!?そうなのか!?
いや待て、おちつけ俺。
とりあえず青は決定で、マナカーブ的に釣り合っている黒(2マナ域5マナ域が抜けている青に対し、黒は各3枚)か、緑の《自然の祝福/Blessings of Nature(AVR)》期待で《掛け金探し/Latch Seeker(AVR)》《さまよう狼/Wandering Wolf(AVR)》をからめていくか。そうなると《エルゴードの盾の仲間/Elgaud Shieldmate(AVR)》は欲しかったが。
組んだデッキはこちら。
使用デッキ
土地 17
9 《沼/Swamp(UNH)》
8 《島/Island(UNH)》
クリーチャー 14
1 《翼作り/Wingcrafter(AVR)》
1 《ネファリアの密輸人/Nephalia Smuggler(AVR)》
1 《血の芸術家/Blood Artist(AVR)》
1 《グールの解体人/Butcher Ghoul(AVR)》
1 《屑肌のドレイク/Scrapskin Drake(AVR)》
1 《掛け金探し/Latch Seeker(AVR)》
1 《電位式錬金術師/Galvanic Alchemist(AVR)》
1 《魂獄の悪鬼/Soulcage Fiend(AVR)》
1 《霧鴉/Mist Raven(AVR)》
1 《厳格な導師/Stern Mentor(AVR)》
1 《死体の運び屋/Driver of the Dead(AVR)》
1 《反逆の悪魔/Renegade Demon(AVR)》
1 《骨髄コウモリ/Marrow Bats(AVR)》
1 《魂の収穫者/Harvester of Souls(AVR)》
スペル 10
1 《骨の粉砕/Bone Splinters(AVR)》
1 《人間の脆さ/Human Frailty(AVR)》
1 《幽体の牢獄/Spectral Prison(AVR)》
1 《現実からの剥離/Peel from Reality(AVR)》
1 《悪寒/Crippling Chill(AVR)》
1 《天使の武装/Angelic Armaments(AVR)》
1 《虚空への突入/Into the Void(AVR)》
1 《盗品/Stolen Goods(AVR)》
1 《血のやりとり/Barter in Blood(AVR)》
1 《月の賢者タミヨウ/Tamiyo, the Moon Sage(AVR)》
デッキ画像はこちら。
http://draftpick.web.fc2.com/AVR-TNMO-1.html
スペル過多の41枚デッキが組みあがった。
どう考えても《盗品/Stolen Goods(AVR)》はいらないだろうとお思いだろうが、いや騙されたと思って一度使ってみて欲しいのだ。こいつはなかなかやる。
大抵は何かしらの生物が手に入るわけだし、しかも時には思いもかけずボムなんかがめくれたりもする。
除去がめくれたら使っちまえばいい。
それで不利になるようならキャストしないという選択肢もある。
ようは少しだけギャンブル性の高い《アヴァシンの巻物/Scroll of Avacyn(AVR)》だと捉えていただきたい。
たとえば最低限の生物(《狩り立てられたグール/Hunted Ghoul(AVR)》とか《真夜中の決闘者/Midnight Duelist(AVR)》とか)を入れざるを得ない場合などには、《盗品/Stolen Goods(AVR)》をいれて相手の生物をいただいた方がどれだけ有用だろうか。
それで仮に《狩り立てられたグール/Hunted Ghoul(AVR)》だの《真夜中の決闘者/Midnight Duelist(AVR)》だのがめくれてもそこはそれ、本来そいつらを採用しようかという枠だったのだから文句の出ようがないではないか。
はずれを引いてすらその程度なのだから、当たりがめくれた時の満足度は推して知るべし、である。
ただ、無理くりデッキにねじ込んでいいカードではないよねー。ねー。
余談だが(というかここまでほぼ余談ですけど?)、《収穫の魂/Soul of the Harvest(AVR)》と《魂の収穫者/Harvester of Souls(AVR)》、2枚ともひいたのだからぜひ共に使用したかったのだが、今回は青をメインに据えた為かなわず。
もはやどっちがどっちだか分からないが、個人的には緑のCIP能力の方が好みではある。
対戦結果はこちら。
対戦結果
1戦目 Bye
いきなりのByeである。
《月の賢者タミヨウ/Tamiyo, the Moon Sage(AVR)》の力とはここまでのものなのか、おそるべし・・。
2回戦のスタートを待ちながら、小学校での「じゃあ二人組を作って~」的なシチュエーションにおいて感じた寂しさと似たものを、俺は感じたんだ。
あの時俺とフォークダンスを踊ってくれた早乙女先生にあたるものが、MOの世界には果たしてあるのだろうか・・?
2戦目 赤白 ××
Game 1
後手選択。マリガンなし。
後手1T目《刃の篭手/Bladed Bracers(AVR)》から。
相手の3T目《暴動の首謀者/Riot Ringleader(AVR)》とこちらの《魂獄の悪鬼/Soulcage Fiend(AVR)》で殴りあう展開。
《グールの解体人/Butcher Ghoul(AVR)》をブロッカーに立てながらダメージレースをするも《熱血漢の聖戦士/Fervent Cathar(AVR)》に思惑をはずされ、さらに《流城の継承者/Heirs of Stromkirk(AVR)》が止まらなくて負け。
除去さえ引ければというところ。
Game 2
先手選択。1マリガン。
早々と《ネファリアの密輸人/Nephalia Smuggler(AVR)》と《霧鴉/Mist Raven(AVR)》をそろえ、磐石かと思いきや《霧鴉/Mist Raven(AVR)》は《払拭の一撃/Banishing Stroke(AVR)》される。
お互いに生物をならべぐだったところで《流城の継承者/Heirs of Stromkirk(AVR)》と《黄金夜の刃、ギセラ/Gisela, Blade of Goldnight(AVR)》!が降臨。
こちらも《月の賢者タミヨウ/Tamiyo, the Moon Sage(AVR)》で返すも、2体タップはかなわず負け。
またしても除去さえ引けていれば、という悔しい展開だった。
3戦目 緑白 t 黒 ○×○
Game 1
後手選択。マリガンなし。
先手2T目《近野の巡礼者/Nearheath Pilgrim(AVR)》、3T目《遠沼の探検者/Farbog Explorer(AVR)》が結魂し厳しい。
こちらは後手3T目にようやく《掛け金探し/Latch Seeker(AVR)》をキャストし、相打ちにむかうも《盲信の一撃/Zealous Strike(AVR)》で頓死。
《イラクサ豚/Nettle Swine(AVR)》《天使の墳墓/Angel’s Tomb(AVR)》と追加され苦しい展開。
こちらは《厳格な導師/Stern Mentor(AVR)》《電位式錬金術師/Galvanic Alchemist(AVR)》《屑肌のドレイク/Scrapskin Drake(AVR)》とキャストするがどうにも頼りない。
しかし除去を引きこみ、相手のフルアタックを
《遠沼の探検者/Farbog Explorer(AVR)》→《人間の脆さ/Human Frailty(AVR)》
《近野の巡礼者/Nearheath Pilgrim(AVR)》→《厳格な導師/Stern Mentor(AVR)》でブロック
《天使の墳墓/Angel’s Tomb(AVR)》→《電位式錬金術師/Galvanic Alchemist(AVR)》《屑肌のドレイク/Scrapskin Drake(AVR)》でブロック
と抑えにかかるも「墳墓」に《連携攻撃/Joint Assault(AVR)》を打たれ尚も苦しい。
相手場には《イラクサ豚/Nettle Swine(AVR)》と《天使の墳墓/Angel’s Tomb(AVR)》。
こちらは《屑肌のドレイク/Scrapskin Drake(AVR)》のみ。
ライフはすでに42vs8まで開いている。
しかしここでようやく握っていた《月の賢者タミヨウ/Tamiyo, the Moon Sage(AVR)》が降臨し、《悪寒/Crippling Chill(AVR)》をからめつつ-2能力でドローをすすめ、《反逆の悪魔/Renegade Demon(AVR)》《血の芸術家/Blood Artist(AVR)》で守りを固める。
相手の《天使の墳墓/Angel’s Tomb(AVR)》はあくまで本体狙いのようでライフを攻められ、さらに《アンデッドの処刑人/Undead Executioner(AVR)》からの《骨の粉砕/Bone Splinters(AVR)》で場は壊滅するが、
次ターン《月の賢者タミヨウ/Tamiyo, the Moon Sage(AVR)》の奥義発動!
そして握りしめるは《盗品/Stolen Goods(AVR)》!
ふはははは。
とりあえず8マナで2件ほど窃盗をやらかすと、《さまよう狼/Wandering Wolf(AVR)》と《猛森の霊/Wildwood Geist(AVR)》がめくれる。
うんうん、悪くない悪くないよー、さーて次の獲物はなにかな~^^
などと浮き浮きでターンを返したところで相手投了。
え?もう?もうちょっとやらせてよ!
この時ほど「give up yet?」を送信してやろうかと思ったことはない。
というかそもそもこんな煽り文句もテンプレにしているあたり、Wizardsもなかなかである。
Game 2
相手先手選択。マリガンなし。
黒単状態で《島/Island(AVR)》がひけず、《月の賢者タミヨウ/Tamiyo, the Moon Sage(AVR)》と《霧鴉/Mist Raven(AVR)》を握りしめたまま憤死。
Game 3
どうやら相手は緑黒のタッチで白だったらしい。
後手選択。マリガンなし。
相手は《灰口の悪魔王/Demonlord of Ashmouth(AVR)》に《自然の祝福/Blessings of Nature(AVR)》をキャストしイージーウィンを狙ってくるが、《悪寒/Crippling Chill(AVR)》とバウンスで好きにさせず、そのうちに《灰口の悪魔王/Demonlord of Ashmouth(AVR)》のデメリット能力で相手の場が壊滅して勝ち。
Game2・3は駆け足でのレポートになってしまったが、無事2-1で終了である。
やはり6packシールドのほうが快適に、そしてストレスなくプレイができる気がする。
言わずもがなだがバウンスは強いな、とあらためて。
今回は《霧鴉/Mist Raven(AVR)》《現実からの剥離/Peel from Reality(AVR)》《虚空への突入/Into the Void(AVR)》と3種類も採用していたので欲しいときに使うことができた。
そして相変わらず《悪寒/Crippling Chill(AVR)》は使える。
そしてそのタップ能力とドローを半永久的に使える《月の賢者タミヨウ/Tamiyo, the Moon Sage(AVR)》は弱いわけがない。
なんだか今日はずいぶん長々と書いて疲れたのでこのへんで。
長々と書いたのはレポート部分ではなくて茶番フェイズが主なのだが、たまにはそんな日があってもいいじゃない。
ではみなさん、ごきげんよう。
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