AVR 4packシールド 11/12/13回目
2012年7月14日 垂れ流し♪こんなーにー、ちきゅーうがー、すーきーだーかーらー
♪こんなーにー、よあけーがー
♪うーつーくしー、かぁーらぁーー
MTGブログあらため未来少年コナンブログへようこそ。
トーナメント中のラウンド間の暇つぶしに見始めた「未来少年コナン」だったが、そのあまりの面白さにMOの起動すら惜しんで視聴している今日この頃。
ちなみに冒頭でお届けしたのはオープニングテーマ「今地球がめざめる」からの抜粋である。
当未来少年コナンブログ読者の皆様においては、つい一緒に口ずさんでしまった方も多いのではなかろうか^^
聞けば聞くほどクセになるこの歌、サビ部分におけるいささか常軌を逸したようなベースラインも必聴である。
ついに全26話(前回の日記では全24話と紹介したが全26話の誤りでした、お詫びして訂正します)を制覇した記念として、今回は未来少年コナン一色でお届けしたいと思います。
・・え?
AVR 4packシールドはどうしたって?
仕方ないなぁ。
日記タイトルに掲げている以上、触れずに置くわけにもいくまい。
というわけで、なんだかんだとプレイしているAVR 4packシールド11回目~13回目の結果をささっとお届けしたいと思います。
普段なら詳細な対戦レポートなどでその魅力をお伝えするところなのだが、今回は記録が残っていないため引いたレアと使用デッキ、対戦結果のみでの報告とさせていただきたい。
なぜ、記録が残っていないのかって?
それはもちろん未来少年コナンを観るのにいそがしくて記録を残す時間がなかったからである。
愚問だな。
では気を取り直しまして、まずは11回目。
レアはこちら。
デッキはこちら。
除去あり、明確な価値パターンありとかなり自分好みのデッキ。
《闇の詐称者/Dark Impostor(AVR)》もうまく機能したものの、最終戦の早目の黒赤相手に負けて2-1。
つづいて12回目。
レアはこちら。
使用デッキはこちら。
序盤から押し込める赤緑デッキ。
人間シナジーも魅力。
2戦目を毎回5ターン目に《ウルフィーの銀心/Wolfir Silverheart(AVR)》を出されるという銀心ゲーで落とすも他は危なげなく勝って2-1。
つづいて13回目。
レアはこちら。
引いたレアと使用に耐える色が噛み合わず。
デッキはこちら。
32枚デッキになってしまった。
1戦目はかろうじてライブラリアウトで勝つものの、残りをレアゲーされて1-2。
とこんな感じ。
このところコンスタントに2-1できる引き、構築、プレイングができていたので最後の1-2は悔しい。
・・マジックの話題はこんなものでいいだろう。
ではひきつづき未来少年コナン関連の話題で盛り上がっていきたいと思います^^
ちなみに、いまだ観たことがないなどという不埒な輩はまさかいないとは思うのだが、念のためこちらを紹介しておきたい。
http://freeanimedougadesu.blog70.fc2.com/blog-entry-526.html
さて、いま全話を観終わっての感想としては「素晴らしい」の一言ですね。
世界観も人物造形もストーリ展開も見事、めちゃくちゃ面白かったです。
こんなものが30年も前に作られていただなんて驚きですね。
うーん、なかなか言葉でこの感動を伝えるのは難しいですねー。
みんな取りあえず観てくれるといいんだけど^^;
あー、たとえば「ドラゴンボール」とか「ドラえもん」とかって、面白いとか名作だとかいう評価を超えて既にひとつの共通認識になってしまっているところがありますよね。共通認識というか共通概念というか、常識といってしまったら言い過ぎだけど。
「天津飯」といったらかに玉丼ではなくあの三つ目のつるつるのことだし、「どこでもドア」というワードに対して「これはドラえもんに出てくる秘密道具のひとつで・・」なんて注釈をいれることなんてありません。
自分はその共通認識の枠内に「ジブリ作品」というのもいれていいんじゃないかと思っています。もちろん嫌いな人もいるでしょうが、たとえマイナスへのふれ幅であろうとなにかしらの反応を迫るというのは、それはすでにひとつのスタンダードというか、避けては通れない指標みたいなものだと思うのです。
その老若男女に受け入れられているジブリ作品のエッセンスみたいなものを抽出したものが「未来少年コナン」なんじゃないかな、と自分は思います。
順番としてはコナン→ジブリなので変ないい方ですが、ようは今のジブリ作品から洗練や余計な枝葉を削ぎ落としたもの、つまりプロトタイプみたいなものだと思ってもらえると分かりやすいんじゃないかと。
で、そもそもジブリ作品の一番すごいところって、自分はその受けの広さなんじゃないかと思っているわけです。
小さな子供が観ても面白い、われわれ大人が観ても充分鑑賞に耐える。
なにも考えずにただそこにあるものを楽しんでもいいし、そこに込められた意味とか隠された真理とかを自分なりに読み解きながら観てもいい。
きちんと興行収入をあげながら、多くの人を惹きつけながら、なおかつ自らの主張やメッセージをきちんと盛り込めるという事がどれほど大変なことかは、自分もかつて表現に携わっていた人間のはしくれですので痛いほどよく分かります。
世の中に、独りよがりの自己表現のなんと多いことか。
えーと、話が逸れました。
えーと、そのジブリには色んな見方があるという話なんですけど、自分はそのような穿った見方というか、そこにかくされた意味だとか象徴だとか、まぁ対比でも比喩でもなんでもいいけれどそういうものをいちいちほじくり返しながら観るのが、実は嫌なんですね。
純粋に心を揺さぶられているんだから野暮なことを言うなよ、とそう思ってしまうわけです。
なのでそういう根掘り葉掘り的な解説なんかも、なんだかんだで見ちゃうんですけど、なんだかなーと思ってしまうし、そのような詮索を許すような複雑な仕様というのにもちょっと辟易してしまうところがあります。
ようは根が単純なのかもしれません^^;
はい、ここでようやく未来少年コナンの話に戻ってきました。
未来少年コナンの一番良いところは、そのような穿った詮索を許さないその単純さ純粋さだと自分は思います。
もちろん設定からして人類の引き起こした戦争によって崩壊した世界が舞台なので、機械文明に対する警鐘や人間らしく生きることへの賛歌などのテーマを窺うことはできます。
けれどそれにもまして目を惹くのは登場人物たちの生き生きとした描写や、胸の躍るストーリー展開や、そしてなにより主人公「コナン」とヒロイン「ラナ」のその真っ直ぐさ。
余計な事はなにも考えなくていいのです。
ただワクワクしてハラハラしてドキドキして、そしてコナンとラナのお互いを思いあう気持ちに涙する。
差し出されたものをただ受け取ればいい。
受け取ったものをただ甘受すればいい。
そこに余計な詮索を挟みこまなくていいし、まして他人がどう見るかなんて考えなくていいというのはすごく心地よいものだと、今回この作品を観ていて感じました。
ぶっちゃけた話、ようは子供向けなんですよね^^
だから堅苦しいお題目だとか薀蓄だとか、うざったい恋愛だとか萌だとか一切はいってない。
だけど子共向けだからといって、ストーリーの整合性だとか人間の感情の変化の描写だとかに手を抜いているわけじゃない。
きちんと納得納得して楽しんでいける。
そこですね。
こんな面白いものをみんなにも知って欲しいと紙面をさいて啓蒙活動をつづけてきましたが、ちょいとググってみたら「未来少年コナン」って大人になっても楽しめるアニメランキングの第一位なんですね!
なーんだ。
俺がひっしこいてあーだこーだ言わなくても、世の中の人はきちんと良さを分かっているみたい。めちゃくちゃ有名なものを「こんなの知らないでしょ」的に取り上げてしまった感があってちょっと恥ずかしいぜ。
そんなわけで当未来少年コナンブログはただいまを持ちまして解散とし、
ふたたびMOの成績を垂れ流すブログへと復帰したいと思います。
ご清聴、ありがとうございました。
最後に、それでも抑えきれない未来少年コナンに対する愛着をこめて、わたくし個人のお気に入りのキャラクターランキングをお伝えしてお別れしたいと思います。(←いったい誰に対して需要があるのか・・)
では第三位から
第三位 モンスリー
インダストリア行政局次長。冷静沈着、飛行艇の操縦や格闘にもすぐれ女性ながらレプカの右腕として活躍。ナウシカでいうところのクシャナ枠でしょうか。
ちなみにレプカってようはムスカ枠ね^^
彼女も単純な悪者では決してないんですよねー。
人間くささがたまらない美人さんです。
物語終盤、「インダストリアの弾もあたることがあるのね。」というちゃぶ台をひっくり返すような超名言を吐いて俺の心をわしづかみにしてくれました。
照れたときの「馬鹿ね!」という口癖も必見^^
つづいて、
第二位 ウマソー
物語の主要人物ジムシーが飼っている《イラクサ豚/Nettle Swine(AVR)》の子供です。
いやまじで、見れば分かる。
うまそうな豚だから「ウマソー」というネーミングにはもはやシャッポを脱ぐしかない。
そして栄えある第一位は、
第一位 テキィ
はい、でました!
《天空のアジサシ/Welkin Tern(M13)》ですね。
ちなみに前回の日記では「ティキ」と書きましたが正しい名前は「テキィ」でした。
ごめんなさい。
鳥と話ができるヒロイン「ラナ」の相棒としてコナンの無事を伝えたり互いの消息を伝え合ったりと序盤から終盤まで大活躍ですが、基本的には頭の中はおさかなのことでいっぱいという愛すべきキャラクター^^
2/1ハイフライヤーというスペックながら作中ではブロックどころかアタックさえ一切行いませんので悪しからず。
はい、というわけで未来少年コナンづくしでお送りした今回の日記もここでおしまいです。
ではみなさん、ごきげんよう~
♪こんなーにー、よあけーがー
♪うーつーくしー、かぁーらぁーー
MTGブログあらため未来少年コナンブログへようこそ。
トーナメント中のラウンド間の暇つぶしに見始めた「未来少年コナン」だったが、そのあまりの面白さにMOの起動すら惜しんで視聴している今日この頃。
ちなみに冒頭でお届けしたのはオープニングテーマ「今地球がめざめる」からの抜粋である。
当未来少年コナンブログ読者の皆様においては、つい一緒に口ずさんでしまった方も多いのではなかろうか^^
聞けば聞くほどクセになるこの歌、サビ部分におけるいささか常軌を逸したようなベースラインも必聴である。
ついに全26話(前回の日記では全24話と紹介したが全26話の誤りでした、お詫びして訂正します)を制覇した記念として、今回は未来少年コナン一色でお届けしたいと思います。
・・え?
AVR 4packシールドはどうしたって?
仕方ないなぁ。
日記タイトルに掲げている以上、触れずに置くわけにもいくまい。
というわけで、なんだかんだとプレイしているAVR 4packシールド11回目~13回目の結果をささっとお届けしたいと思います。
普段なら詳細な対戦レポートなどでその魅力をお伝えするところなのだが、今回は記録が残っていないため引いたレアと使用デッキ、対戦結果のみでの報告とさせていただきたい。
なぜ、記録が残っていないのかって?
それはもちろん未来少年コナンを観るのにいそがしくて記録を残す時間がなかったからである。
愚問だな。
では気を取り直しまして、まずは11回目。
レアはこちら。
1 《闇の詐称者/Dark Impostor(AVR)》
1 《ガヴォニーの騎手/Riders of Gavony(AVR)》
1 《壊滅的大潮/Devastation Tide(AVR)》
1 《終末/Terminus(AVR)》
チケ的にはしょんぼり、だがシールド的にはなかなか悪くない。
デッキはこちら。
土地 12
7 《森/Forest(UNH)》
5 《沼/Swamp(UNH)》
クリーチャー 10
2 《さまよう狼/Wandering Wolf(AVR)》
1 《血の芸術家/Blood Artist(AVR)》
1 《闇の詐称者/Dark Impostor(AVR)》
1 《国境地帯のレインジャー/Borderland Ranger(AVR)》
1 《ウルフィーの報復者/Wolfir Avenger(AVR)》
1 《イラクサ豚/Nettle Swine(AVR)》
1 《骨髄コウモリ/Marrow Bats(AVR)》
1 《ナースタードの潰し屋/Narstad Scrapper(AVR)》
1 《吠え霊/Howlgeist(AVR)》
スペル 8
1 《死の風/Death Wind(AVR)》
1 《骨の粉砕/Bone Splinters(AVR)》
1 《腐肉化/Ghoulflesh(AVR)》
1 《連携攻撃/Joint Assault(AVR)》
1 《刃の篭手/Bladed Bracers(AVR)》
1 《恐るべき存在/Terrifying Presence(AVR)》
1 《本質の収穫/Essence Harvest(AVR)》
1 《自然の祝福/Blessings of Nature(AVR)》
除去あり、明確な価値パターンありとかなり自分好みのデッキ。
《闇の詐称者/Dark Impostor(AVR)》もうまく機能したものの、最終戦の早目の黒赤相手に負けて2-1。
つづいて12回目。
レアはこちら。
1 《忌むべき者のかがり火/Bonfire of the Damned(AVR)》
2 《月銀の槍/Moonsilver Spear(AVR)》
1 《聖戦士の進軍/Cathars’ Crusade(AVR)》
見事《忌むべき者のかがり火/Bonfire of the Damned(AVR)》を引きあてる。
他も強いが、正直《月銀の槍/Moonsilver Spear(AVR)》2本はいらないかな。
さすがに重過ぎる。
使用デッキはこちら。
土地 12
6 《森/Forest(UNH)》
6 《山/Mountain(UNH)》
クリーチャー 12
1 《ソンバーワルドの自警団/Somberwald Vigilante(AVR)》
1 《ファルケンラスの駆除屋/Falkenrath Exterminator(AVR)》
1 《稲妻のやっかいもの/Lightning Mauler(AVR)》
1 《森林地の先達/Timberland Guide(AVR)》
1 《ベラドンナの行商人/Nightshade Peddler(AVR)》
1 《ケッシグの不満分子/Kessig Malcontents(AVR)》
1 《鬱後家蜘蛛/Gloomwidow(AVR)》
1 《信頼厚き腕力魔道士/Trusted Forcemage(AVR)》
1 《ウルフィーの報復者/Wolfir Avenger(AVR)》
1 《国境地帯のレインジャー/Borderland Ranger(AVR)》
1 《イチイの精/Yew Spirit(AVR)》
1 《猛森の霊/Wildwood Geist(AVR)》
スペル 6
1 《忌むべき者のかがり火/Bonfire of the Damned(AVR)》
1 《火の装い/Guise of Fire(AVR)》
1 《いかづち/Thunderbolt(AVR)》
1 《屋根職人の反乱/Thatcher Revolt(AVR)》
1 《自警団の正義/Vigilante Justice(AVR)》
1 《月銀の槍/Moonsilver Spear(AVR)》
序盤から押し込める赤緑デッキ。
人間シナジーも魅力。
2戦目を毎回5ターン目に《ウルフィーの銀心/Wolfir Silverheart(AVR)》を出されるという銀心ゲーで落とすも他は危なげなく勝って2-1。
つづいて13回目。
レアはこちら。
1 《僻地の灯台/Desolate Lighthouse(AVR)》
1 《苛立たしい小悪魔/Vexing Devil(AVR)》
1 《鬱外科医/Gloom Surgeon(AVR)》
1 《歓喜の天使/Angel of Jubilation(AVR)》
1 《終末/Terminus(AVR)》Foil
引いたレアと使用に耐える色が噛み合わず。
デッキはこちら。
土地 13
6 《島/Island(UNH)》
6 《沼/Swamp(UNH)》
1 《森/Forest(UNH)》
クリーチャー 11
1 《錬金術師の弟子/Alchemist’s Apprentice(AVR)》
1 《鬱外科医/Gloom Surgeon(AVR)》
1 《血の芸術家/Blood Artist(AVR)》
1 《枷霊/Fettergeist(AVR)》
1 《魂獄の悪鬼/Soulcage Fiend(AVR)》
1 《流血の鑑定人/Bloodflow Connoisseur(AVR)》
1 《厳格な導師/Stern Mentor(AVR)》
1 《霧鴉/Mist Raven(AVR)》
1 《死体の運び屋/Driver of the Dead(AVR)》
1 《反逆の悪魔/Renegade Demon(AVR)》
1 《猛森の霊/Wildwood Geist(AVR)》
スペル 8
1 《死の風/Death Wind(AVR)》
1 《腐肉化/Ghoulflesh(AVR)》
1 《幽体の牢獄/Spectral Prison(AVR)》
1 《現実からの剥離/Peel from Reality(AVR)》
1 《終わりなき休息の器/Vessel of Endless Rest(AVR)》
1 《材料集め/Amass the Components(AVR)》
1 《霊奪い/Geist Snatch(AVR)》
1 《自然の祝福/Blessings of Nature(AVR)》
32枚デッキになってしまった。
1戦目はかろうじてライブラリアウトで勝つものの、残りをレアゲーされて1-2。
とこんな感じ。
このところコンスタントに2-1できる引き、構築、プレイングができていたので最後の1-2は悔しい。
・・マジックの話題はこんなものでいいだろう。
ではひきつづき未来少年コナン関連の話題で盛り上がっていきたいと思います^^
ちなみに、いまだ観たことがないなどという不埒な輩はまさかいないとは思うのだが、念のためこちらを紹介しておきたい。
http://freeanimedougadesu.blog70.fc2.com/blog-entry-526.html
さて、いま全話を観終わっての感想としては「素晴らしい」の一言ですね。
世界観も人物造形もストーリ展開も見事、めちゃくちゃ面白かったです。
こんなものが30年も前に作られていただなんて驚きですね。
うーん、なかなか言葉でこの感動を伝えるのは難しいですねー。
みんな取りあえず観てくれるといいんだけど^^;
あー、たとえば「ドラゴンボール」とか「ドラえもん」とかって、面白いとか名作だとかいう評価を超えて既にひとつの共通認識になってしまっているところがありますよね。共通認識というか共通概念というか、常識といってしまったら言い過ぎだけど。
「天津飯」といったらかに玉丼ではなくあの三つ目のつるつるのことだし、「どこでもドア」というワードに対して「これはドラえもんに出てくる秘密道具のひとつで・・」なんて注釈をいれることなんてありません。
自分はその共通認識の枠内に「ジブリ作品」というのもいれていいんじゃないかと思っています。もちろん嫌いな人もいるでしょうが、たとえマイナスへのふれ幅であろうとなにかしらの反応を迫るというのは、それはすでにひとつのスタンダードというか、避けては通れない指標みたいなものだと思うのです。
その老若男女に受け入れられているジブリ作品のエッセンスみたいなものを抽出したものが「未来少年コナン」なんじゃないかな、と自分は思います。
順番としてはコナン→ジブリなので変ないい方ですが、ようは今のジブリ作品から洗練や余計な枝葉を削ぎ落としたもの、つまりプロトタイプみたいなものだと思ってもらえると分かりやすいんじゃないかと。
で、そもそもジブリ作品の一番すごいところって、自分はその受けの広さなんじゃないかと思っているわけです。
小さな子供が観ても面白い、われわれ大人が観ても充分鑑賞に耐える。
なにも考えずにただそこにあるものを楽しんでもいいし、そこに込められた意味とか隠された真理とかを自分なりに読み解きながら観てもいい。
きちんと興行収入をあげながら、多くの人を惹きつけながら、なおかつ自らの主張やメッセージをきちんと盛り込めるという事がどれほど大変なことかは、自分もかつて表現に携わっていた人間のはしくれですので痛いほどよく分かります。
世の中に、独りよがりの自己表現のなんと多いことか。
えーと、話が逸れました。
えーと、そのジブリには色んな見方があるという話なんですけど、自分はそのような穿った見方というか、そこにかくされた意味だとか象徴だとか、まぁ対比でも比喩でもなんでもいいけれどそういうものをいちいちほじくり返しながら観るのが、実は嫌なんですね。
純粋に心を揺さぶられているんだから野暮なことを言うなよ、とそう思ってしまうわけです。
なのでそういう根掘り葉掘り的な解説なんかも、なんだかんだで見ちゃうんですけど、なんだかなーと思ってしまうし、そのような詮索を許すような複雑な仕様というのにもちょっと辟易してしまうところがあります。
ようは根が単純なのかもしれません^^;
はい、ここでようやく未来少年コナンの話に戻ってきました。
未来少年コナンの一番良いところは、そのような穿った詮索を許さないその単純さ純粋さだと自分は思います。
もちろん設定からして人類の引き起こした戦争によって崩壊した世界が舞台なので、機械文明に対する警鐘や人間らしく生きることへの賛歌などのテーマを窺うことはできます。
けれどそれにもまして目を惹くのは登場人物たちの生き生きとした描写や、胸の躍るストーリー展開や、そしてなにより主人公「コナン」とヒロイン「ラナ」のその真っ直ぐさ。
余計な事はなにも考えなくていいのです。
ただワクワクしてハラハラしてドキドキして、そしてコナンとラナのお互いを思いあう気持ちに涙する。
差し出されたものをただ受け取ればいい。
受け取ったものをただ甘受すればいい。
そこに余計な詮索を挟みこまなくていいし、まして他人がどう見るかなんて考えなくていいというのはすごく心地よいものだと、今回この作品を観ていて感じました。
ぶっちゃけた話、ようは子供向けなんですよね^^
だから堅苦しいお題目だとか薀蓄だとか、うざったい恋愛だとか萌だとか一切はいってない。
だけど子共向けだからといって、ストーリーの整合性だとか人間の感情の変化の描写だとかに手を抜いているわけじゃない。
きちんと納得納得して楽しんでいける。
そこですね。
こんな面白いものをみんなにも知って欲しいと紙面をさいて啓蒙活動をつづけてきましたが、ちょいとググってみたら「未来少年コナン」って大人になっても楽しめるアニメランキングの第一位なんですね!
なーんだ。
俺がひっしこいてあーだこーだ言わなくても、世の中の人はきちんと良さを分かっているみたい。めちゃくちゃ有名なものを「こんなの知らないでしょ」的に取り上げてしまった感があってちょっと恥ずかしいぜ。
そんなわけで当未来少年コナンブログはただいまを持ちまして解散とし、
ふたたびMOの成績を垂れ流すブログへと復帰したいと思います。
ご清聴、ありがとうございました。
最後に、それでも抑えきれない未来少年コナンに対する愛着をこめて、わたくし個人のお気に入りのキャラクターランキングをお伝えしてお別れしたいと思います。(←いったい誰に対して需要があるのか・・)
では第三位から
第三位 モンスリー
インダストリア行政局次長。冷静沈着、飛行艇の操縦や格闘にもすぐれ女性ながらレプカの右腕として活躍。ナウシカでいうところのクシャナ枠でしょうか。
ちなみにレプカってようはムスカ枠ね^^
彼女も単純な悪者では決してないんですよねー。
人間くささがたまらない美人さんです。
物語終盤、「インダストリアの弾もあたることがあるのね。」というちゃぶ台をひっくり返すような超名言を吐いて俺の心をわしづかみにしてくれました。
照れたときの「馬鹿ね!」という口癖も必見^^
つづいて、
第二位 ウマソー
物語の主要人物ジムシーが飼っている《イラクサ豚/Nettle Swine(AVR)》の子供です。
いやまじで、見れば分かる。
うまそうな豚だから「ウマソー」というネーミングにはもはやシャッポを脱ぐしかない。
そして栄えある第一位は、
第一位 テキィ
はい、でました!
《天空のアジサシ/Welkin Tern(M13)》ですね。
ちなみに前回の日記では「ティキ」と書きましたが正しい名前は「テキィ」でした。
ごめんなさい。
鳥と話ができるヒロイン「ラナ」の相棒としてコナンの無事を伝えたり互いの消息を伝え合ったりと序盤から終盤まで大活躍ですが、基本的には頭の中はおさかなのことでいっぱいという愛すべきキャラクター^^
2/1ハイフライヤーというスペックながら作中ではブロックどころかアタックさえ一切行いませんので悪しからず。
はい、というわけで未来少年コナンづくしでお送りした今回の日記もここでおしまいです。
ではみなさん、ごきげんよう~
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