記事タイトルは安部公房の「砂の女」をフィーチャー。
あんな暑苦しくて重苦しい小説、二度と読みたくないけど。
なんか砂ってそういうイメージよね。

今回はかなりのミスピック祭り。
それでも決勝まで残れたのは対戦相手のデッキもいまいちだったのと、あとはレアゲー、というか砂ゲー。

とりあえず見ていただこう。

ピック譜
http://draftpick.web.fc2.com/M13-4322-3.html

http://www.raredraft.com/watch?d=3cirg
1-1
全体除去《溶岩震/Magmaquake(M13)》。
パック内の赤がこれだけなので絞っていけそう。
1-2
2手目で取るほどの赤いカードはなし。
《溶岩震/Magmaquake(M13)》で巻き込まない《フェアリーの侵略者/Faerie Invaders(M13)》。
赤の除去 + 青のフライヤーっぽくまとめられたら。
1-3
好きなレア《ボーラスの信奉者/Disciple of Bolas(M13)》が流れてくる。
これは1-2で流した《反逆の印/Mark of Mutiny(M13)》の回収を見越して赤黒か!?
下は確実に黒にいく要素を流しているのだが、はたして。
1-4
赤か黒か青か、どこを指向すべきか。
《どんでん返し/Switcheroo(M13)》と迷って《本質の吸収/Essence Drain(M13)》。
青は切る方向にシフト。
1-5
と言ってるそばから《睡眠/Sleep(M13)》が流れてくる。
ここは《睡眠/Sleep(M13)》か。
だってこいつはボム級だぜ!?
1-6
赤は枯れ気味の様子。
《溶岩震/Magmaquake(M13)》は惜しいが、これはむしろ黒青か。
《貪欲なるネズミ/Ravenous Rats(M13)》を取る。
1-7
《精神腐敗/Mind Rot(M13)》。
ここは《送還/Unsummon(M13)》だったかもしれない。
1-8
黒青なら《硬化/Encrust(M13)》とか《進化する未開地/Evolving Wilds(M13)》を抑えておくとかあるだろうに、なぜか《ゴブリンの付け火屋/Goblin Arsonist(M13)》。
まだ赤に未練があるのか。
1-9
《墓暴き/Disentomb(M13)》。
1-10
予定通り《反逆の印/Mark of Mutiny(M13)》は回収できたものの、いまだ赤青黒3色でふらついている。

《炎の壁/Wall of Fire(M13)》を拾う。

2-1
レアは《ロウクスの信仰癒し人/Rhox Faithmender(M13)》で見向きもせず。
一度も白をやったことがないなぁ。
《武器商人/Arms Dealer(M13)》をピック。
やはり赤は確定か。
もう1色は青か黒なのだが均等にピックしてきているので、どっちつかずで共倒れになりそう。
2-2
この時点では自分の中で黒の方が優勢で、《ダスクマントルをうろつくもの/Duskmantle Prowler(M13)》。
ここは青のフライヤーの方が良かった。結果的にだが。
2-3
ここで《ウスーンのスフィンクス/Sphinx of Uthuun(M13)》を目にする。
今さらながら、これをピックして赤青に急旋回。
大丈夫か、俺!?
2-4
アドが取れると評判の《心爪のシャーマン/Mindclaw Shaman(M13)》。
使ってみることにする。
2-5
当初のプラン通り《溶岩震/Magmaquake(M13)》を見越して《焼炉の仔/Furnace Whelp(M13)》。
いちおう遅めのフィニッシャー枠を確保。
2-6
《古術師/Archaeomancer(M13)》。
ゆっくりアドを取っていくプランに設定。
2-7
武器商人/Arms Dealer(M13)》の弾確保。
《クレンコの命令/Krenko’s Command(M13)》。
2-8
特にめぼしいものはなし。
《垂直落下/Plummet(M13)》。
2-9
貴重なドロースペル。
《野生の勘/Wild Guess(M13)》。
ただこいつは捨てるカードの選択で悩むこともあるので、やっぱり《血の署名/Sign in Blood(M13)》のほうが上だよなー。

後は適宜。
《湾口の海蛇/Harbor Serpent(M13)》と《狩漁者/Watercourser(M13)》を拾えたのは良かった。

3-1
3パック目のレアは《狂乱病の砂/Sands of Delirium(M13)》。
他に目ぼしいものもなく、デッキに入るかなーとピックしたのだが、これで全ゲームを取ることになる。
ここで引いてなかったらいったいどうなっていたのか。
3-2
2手目にして《スラーグ牙/Thragtusk(M13)》に遭遇。
デッキ云々よりまず収支でしょう!
いちおうコモン抜けなのだが、もしかしたらFoil抜けかもしれない。
ピック譜では確認できず。
3-3
《天空のアジサシ/Welkin Tern(M13)》。
遅めにコントロールするプランと噛みあってないよなー。
3-4
《溶岩噴火/Volcanic Geyser(M13)》。
X火力2枚は嬉しい。
それにしたってここまで流れていいカードじゃない。
3-5
《金屑化/Turn to Slag(M13)》。
赤をやるなら1枚は握っておきたい。
3-6
勝ち手段が薄いかなーと《商売の秘訣/Tricks of the Trade(M13)》を取ったが、結果的にもデッキ構築の段階でもいらなかった。
3-7
《ドラゴンの雛/Dragon Hatchling(M13)》。
軽めのフライヤーということで。
こいつはあまり好きではないのだが、かといって《世界火/Worldfire(M13)》を取るのもね・・。

後は適当に。
結果的に何度も勝ちにつなげてくれた《巻き直し/Rewind(M13)》を、ここでたまたま拾う。
そう考えると、つくづく実力ではなくて運で勝てたんだなー・・と。

デッキはこちら。
土地 18

9 《山/Mountain(UNH)》
7 《島/Island(UNH)》
2 《沼/Swamp(UNH)》

クリーチャー 15

1 《クラーケンの幼子/Kraken Hatchling(M13)》
1 《ゴブリンの付け火屋/Goblin Arsonist(M13)》
1 《天空のアジサシ/Welkin Tern(M13)》
1 《狩漁者/Watercourser(M13)》
1 《武器商人/Arms Dealer(M13)》
1 《かき回すゴブリン/Rummaging Goblin(M13)》
1 《炎の壁/Wall of Fire(M13)》
1 《古術師/Archaeomancer(M13)》
1 《ボーラスの信奉者/Disciple of Bolas(M13)》
1 《焼炉の仔/Furnace Whelp(M13)》
1 《刃牙の猪/Bladetusk Boar(M13)》
1 《フェアリーの侵略者/Faerie Invaders(M13)》
1 《心爪のシャーマン/Mindclaw Shaman(M13)》
1 《湾口の海蛇/Harbor Serpent(M13)》
1 《ウスーンのスフィンクス/Sphinx of Uthuun(M13)》

スペル 9

1 《墓暴き/Disentomb(M13)》
1 《溶岩震/Magmaquake(M13)》
1 《野生の勘/Wild Guess(M13)》
1 《溶岩噴火/Volcanic Geyser(M13)》
1 《クレンコの命令/Krenko’s Command(M13)》
1 《反逆の印/Mark of Mutiny(M13)》
1 《狂乱病の砂/Sands of Delirium(M13)》
1 《睡眠/Sleep(M13)》
1 《金屑化/Turn to Slag(M13)》

42枚デッキ。

タッチは《反逆の印/Mark of Mutiny(M13)》の為にいれた《ボーラスの信奉者/Disciple of Bolas(M13)》と《墓暴き/Disentomb(M13)》。
ちょっと《反逆の印/Mark of Mutiny(M13)》にこだわり過ぎだな。正直いらなかった。
サイド後は毎回抜いて《巻き直し/Rewind(M13)》を入れて40枚にするか、後は《沼/Swamp(M13)》を《森/Forest(M13)》に変えて《スラーグ牙/Thragtusk(M13)》を突っ込んだりしてました。
途中から《狂乱病の砂/Sands of Delirium(M13)》の強さにようやく気づいてとにかくそこまで繋げるという意識だったので、《スラーグ牙/Thragtusk(M13)》は最高の延命手段ですね。
いつ出ても問題ないカードなので、キャストしたいのに《森/Forest(M13)》がないという場面はありませんでした。


対戦結果
1戦目 白黒×○○
白はライフゲイン、《ロウクスの信仰癒し人/Rhox Faithmender(M13)》《アジャニの陽光弾手/Ajani’s Sunstriker(M13)》《ロウクスの信仰癒し人/Rhox Faithmender(M13)》など。
黒は《グリクシスの首領、ネファロックス/Nefarox, Overlord of Grixis(M13)》《シミアの死霊/Shimian Specter(M13)》など。
あ、あと《熟練の戦術家、オドリック/Odric, Master Tactician(M13)》も見た。
何枚レアが入ってんだか。

Game 1は序盤から攻め立てられこちら初動の《炎の壁/Wall of Fire(M13)》も《ひどい荒廃/Crippling Blight(M13)》される始末。

Game 2も序盤からライフを削られ+相手のライフゲイン、さらには《血の報い/Blood Reckoning(M13)》まで張られダメージで勝つのは早々と諦める。
手札を空にしてフル展開してきてくれたので、丁寧に相打ちを繰りかえし、後続は《古術師/Archaeomancer(M13)》で《巻き直し/Rewind(M13)》を使いまわしてシャットアウト。
後は《狂乱病の砂/Sands of Delirium(M13)》で速やかにライブラリを削って勝ち。

Game 3も序盤はとにかく耐える。《溶岩震/Magmaquake(M13)》で1対3交換を取り、瞬速キャストの《フェアリーの侵略者/Faerie Invaders(M13)》で《シミアの死霊/Shimian Specter(M13)》を討ち取る。
《強迫/Duress(M13)》を打ったときに見てるはずなのになー、全体的に初心者っぽいプレイで助かったけど。
膠着させたら、《古術師/Archaeomancer(M13)》《巻き直し/Rewind(M13)》で脅威を除きつつ《狂乱病の砂/Sands of Delirium(M13)》で勝ち。

2戦目 緑黒○○
とにかくファッティと《苛まれし魂/Tormented Soul(M13)》と《怨恨/Rancor(M13)》がきつい相手。

Game 1はいきなり《苛まれし魂/Tormented Soul(M13)》と《怨恨/Rancor(M13)》でがっつりいかれるもとにかく耐える。
《武器商人/Arms Dealer(M13)》の弾を《クレンコの命令/Krenko’s Command(M13)》で補給して、ライフが1まで落ち込むも《狂乱病の砂/Sands of Delirium(M13)》を置き、最後は《怨恨/Rancor(M13)》つきの《原初の狩猟獣/Primal Huntbeast(M13)》パワー5を《湾口の海蛇/Harbor Serpent(M13)》で抑えて勝ち。

Game 2は相手がマナスクリュー。《時間人形/Chronomaton(M13)》をひたすら育てるのみなので《天空のアジサシ/Welkin Tern(M13)》と《クレンコの命令/Krenko’s Command(M13)》でちまちま殴って勝ち。
あ、ここだけは《狂乱病の砂/Sands of Delirium(M13)》以外で取りましたね。

2戦目 緑青××
こいつはもう無理ゲー。
《古鱗のワーム/Elderscale Wurm(M13)》《絹鎖の蜘蛛/Silklash Spider(M13)》と鉄壁で、序盤は序盤で2枚の《本質の散乱/Essence Scatter(M13)》その他でしのがれる。
こちらの1/1トークン相手に《原初の土/Primal Clay(M13)》を1/6防衛で置いた時点で?と思ったが、構成を見て納得。


ピックのふらつきの割には2-1できました。
まぁ《狂乱病の砂/Sands of Delirium(M13)》ゲーでしたけど。
砂の強さが分かっただけでも良しとしよう。

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